ひょうすんぼ

宮崎の田舎町、都農町についてとその他色々

地域おこし協力隊 ※追記あり

 都農が地域おこし協力隊を募集している。出来ることならば参加したいが、応募条件にある都農に生活拠点を移すことというのが厳しい。将来的に田舎に移住することも選択肢の一つとして考えているが、大学卒業してすぐに移住するのはまだ早い。

地域おこし協力隊を募集します|都農町

   

 地域おこし協力隊は2015年3月時点で1629名が活動しており、2016年には3000名までに拡充することを目標としている。地域で活躍する人材の獲得や起業を促し、地域の活性化を狙うものだが、ついに都農でも募集するようだ。県内では、日之影町などいくつかの市町村がすでに募集している。

 町おこしにはやる気があって能力がある人材の存在が不可欠であり、また地域に刺激を与えるという意味でも地域おこし協力隊はうってつけである。こういった取り組みは推進していくべきだとは思うが、Googleで地域おこし協力隊と調べるとサジェストに「地域おこし協力隊 失敗」と出てくる。調べてみると受け入れの用意が出来ていない自治体で失敗しているようだ。都農の募集要項を隣町である川南町の募集要項と比較すると、抽象的で具体的要件を欠いているような気がしないでもない。(具体的な要件を備えた新たな募集がなされています。)

【都農ワイン関係】地域おこし協力隊を募集します|都農町

「地域おこし協力隊」で失敗する若者が続出している件。 : まだ東京で消耗してるの?

活動詳細|地域を変えていく新しい力 地域おこし協力隊

 

 とはいえ失敗例ばかりでない。京都北部で地域おこし協力隊に参加したことがある方の話しを聞いたことがあるのだが、その方は自治体や地域に対する不満はなく良い経験になったと言っていた。都農が成功例を見習い受け入れの準備をしっかりすることを願う。

 

 一点疑問に思うのは都農ワインのPRをプレゼンすることが応募条件となっているのだが、都農ワインは先日民間企業に売却されたばかりだ。もちろん都農ワインは都農の名産の一つであってそれをPRすることに問題はない。しかしわざわざ都農ワインに絞る必要性はあったのであろうか。最近売り出し中である極トマ(トマト)でも良いし、ふぐでも良い。都農の魅力を逆に限定してしまっているような気がしてならない。

都農ワインに経営参画 エー・ピーカンパニー(東京) (宮崎日日新聞) - Yahoo!ニュース