ひょうすんぼ

宮崎の田舎町、都農町についてとその他色々

比木神社・宗麟原供養塔

1、比木神社

 比木神社は木城町にあり、中心部から川の上流へ5分ほど走ったところに位置する。都農神社とともに高鍋藩から厚い崇敬を受けてきた。

 神社の参道の両脇には樹齢400年を超える立派な楠木や木々が茂っている。

 都農神社と同様に大己貴命を祭神としていることや、百済の王族であった福智王が弔われているのが興味深い。

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木城町ホームページ 比木神社

 

2、宗麟原供養塔

 宗麟原供養塔は川南町にあり、木城町との境に近いところに位置する。川南古墳群からも近い。

 高城(耳川)の戦いの戦死者を弔う供養塔として、島津軍の山田有信が建立した。

 以下の写真を見ればわかるように、塔には折れた跡があり、塔に描かれた地蔵は顔が削られている。

 度々取り上げてきた廃仏毀釈のあとが見て取れる。

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宗麟原供養塔|川南町役場公式ホームページ