ひょうすんぼ

宮崎の田舎町、都農町についてとその他色々

美々津観光

 美々津は都農から近いこともあって、よく通るのだが、町中を訪れたのは子供のころ以来だった。子供のころは祖父が仕事のついでによく美々津まで連れていってくれた。

 美々津は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、江戸・明治ごろの趣ある街並みが残されている。写真を撮ればよかっただが、写真では伝わりにくいと思い撮っていない。

 

1、日向市歴史民族資料館

 美々津の街並みの中央に位置し、廻船問屋を復元した資料館である。平日の午前中という時間だったからか、他に人はおらず、家の造りや、街並み、町の歴史などを細かく解説していただいた。

 耳川の河口にある美々津の町は椎葉から切り出した材木が集積される地であり、江戸、明治と廻船で栄えたそうだ。しかし大正に入り鉄道が開通すると陸運が中心となり、徐々に廃れていったそうである。50年ほど前に日向市と合併したのだが(その際に都農との合併の話もでた)、元は児湯郡であった。そのため合併前の時代を知っている人は児湯郡への愛着を持っているようで、児湯郡への愛着と美々津への誇りを語ってくださる方もいた。

 

2、立磐神社

 美々津は神武天皇お船出の地として有名で、立磐神社では神武天皇が腰掛けたとされる岩が御神体となっている。

 鳥居付近には波の形を象った日本海軍発祥之地碑がある。

 廻船問屋が盛んな地であったからか航海の安全の神である住吉三神も祀られている。

 神武天皇東征の神話について詳しくは以下のリンクを参照。

みやざきの神話と伝承101:神武東遷と美々津

 

3、八坂神社

 美々津の街並みの端にある。神武天皇お船出のまでの間仮の住まいとされていたとされる地を祭った神社。

みやざき観光情報 旬ナビ/日向市美々津重要伝統的建造物群保存地区

 

 現状5日毎に更新としていましたが、書くことも徐々になくなりつつあるので、週に一度とします。すみません。